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糖尿病のある方の下肢静脈瘤手術

糖尿病がある方でも下肢静脈瘤になることがあります。

糖尿病の程度次第ですが、おおむねグリコヘモグロビンが8未満であればだいたい安全に手術を行うことができます。

ただ糖尿病により腎機能が悪化している場合や、しびれが出ている場合、動脈硬化が極端にひどい場合は手術を避けた方が安全な場合もあります。

70歳代の男性の方の 治療例です。

内科の主治医から糖尿病と診断されて内服薬を使っています。グリコヘモグロビンは7.5でした。

約10年前から下肢静脈瘤があり痒みも伴ってくるようになりました。

エコー検査では大伏在(ふくざい)静脈に逆流がみられて下肢静脈瘤と診断されました。

手術は下肢静脈瘤血管内焼灼術(静脈の中にカテーテルを挿入し静脈に熱を加える)と部分的に目立つところは切除術を追加しました。手術は34分で終了し、手術後1時間で帰宅していただきました。

手術前の絶食も特に必要ないので糖尿病に関する飲み薬はいつもと同じように内服してもらっています。

手術後1週間目の状態です。静脈瘤はおおむねよくなっています。一部はまだ目立ちますが、手術後3カ月間ぐらいで小さくなってきます。

糖尿病の方でも、飲み薬やインスリンで治療がきちんとされて特別ひどくなければ下肢静脈瘤の治療は行うことができます。

下肢静脈瘤血管内焼灼術

下肢静脈瘤の原因となっている、静脈にカテーテルを挿入し高周波やレーザーを用いて熱を加え静脈を細くして閉塞させる治療です。その結果、静脈が膨らまなくなるため血管が目立たなくなります。

術後の注意点と合併症

手術後は一時的に内出血やつっぱり感が出ることがあります。

皮膚の感覚が部分的にしびれたりすることがあり、1%の人でその症状が残ってしまうことがあります。

深部静脈血栓症が起き入院が必要となる方が0.1%あります。

またどうしても術後5年以上たつと再発してくる方が10%あります。

手術にかかる費用

健康保険が適用されます。

3割負担のかたであれば自己負担分が、片脚で46000円、両脚なら93000円

当院では、平成30年6月1日に施行された医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)に則り、術前又は術後の写真を掲載する場合は、通常必要とされる治療内容、費用等に関する事項や、治療等の主なリスク、副作用等に関する事項等の詳細な説明を併記し、患者さんに誤認を与えないよう努めています。

なお、当院のプライバシーポリシーに反しない限り、掲載した写真は全て院内にて参照頂けます。ご希望の患者様は医師にお申し出ください。

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